記事一覧
記者コラム
AI開発の減速、 宗教界にも必要?【取材ノートから】
「2020年代の後半に人類は滅亡するかもしれない」。米国で最先端の人工知能(AI)を研究する若者が発した衝撃的な発言が、世界中に広がった。米AI企業アンソロピックのダリオ・アモデイ氏も「進化が加速し人間の制御能力をしのぐ可能性がある。さらに進めばAI自身がAIの開発を進め始める」と危惧する。他の企業のトップも次々と同調し、開発速度を落とす必要性を強調した。
文化・芸術
〈文化の書棚〉『スピリチュアル嫌いの宗教遍歴』上野千鶴子
高名な社会学者である著者のファンでない限り、真剣に読むには値しない本である。
浄土真宗本願寺派
軽妙な語りに教え織り交ぜ 法話会in本願寺、聴衆の心がっちり
浄土真宗本願寺派本願寺(西本願寺、京都市左京区)の聞法会館で9月30日、「第3回全国布教同志会 法話会in本願寺2026」が開かれた。奈良、広島、山陰、福井、兵庫各支部から参加した5人が法話を行い、集まった聴衆は語りの中に盛り込まれるさまざまな教えに耳を傾けていた。
浄土宗
24時間ノンストップで「南無阿弥陀仏」 不断念仏会、清浄華院から世界へ
浄土宗大本山清浄華院(飯田実雄法主、京都市上京区)で9月26日から27日にかけて、24時間不断念仏会が行われた。「いつでも、どこでも、誰でも」できる行として、24時間ノンストップで念仏を唱え続ける取り組みで、インターネットを通じて世界中に同時配信された。
福祉仏教ピックアップ
不登校の子の母親が語る苦悩と転機 京都で「思いを聴く」催し
さまざまな事情によって孤立しがちな当事者や家族を招き、つながりや支え合いについて考えようと、京都市福祉ボランティアセンターは9月18日、同市下京区のひと・まち交流館京都で「思いを聴く~当事者・当事者家族の思い」を開催した。不登校・ひきこもりの子の親の会「ゆるっと♪kyotobase」を開いている母親3人が登壇。訪れた約40人を前に、それぞれの苦悩と転機を明かした。
大学・幼小中高
ようこそ社会福祉学部へ 「二条マルシェ」で地域と交流 佛教大学
佛教大学(佐藤和順学長)は9月19日、二条キャンパス2号館(京都市中京区)の開設と社会福祉学部の移転を記念し、地域と学生が交流するイベント「二条マルシェ」を開催した。地域のボランティア団体や社会福祉事業所、学生らが参加し、多彩なブースが並んだ。
真言宗
第二次川村内局が発足 ベテランと若手両輪で
真言宗泉涌寺派総本山泉涌寺(京都市東山区)の小林暢善長老は9月10日、寺務長に川村俊弘氏の再任を決めた。宗務総長を兼ねる。川村宗務総長は、同日付で第2次川村内局を組局した。
仏教の豆知識
【人気記事】飲酒は厳禁?肉食と妻帯は、日本のお坊さんになぜ許されるのか
仏教において、お坊さんになるには出家が必要です。出家したお坊さんには、厳しいルールがあるイメージをお持ちの方もいるかもしれません。飲酒や肉食、結婚も許されない…。ところが、そんな厳しい生活を送っているお坊さんは、日本にはほとんどいないのです。今回は、お坊さんの戒律について見ていきましょう。※2023年9月13日「福祉仏教 for believe」公開記事です。
大学・幼小中高
京都・東山の歴史と文化学ぶ 京都華頂大が講座
浄土宗の宗門校、京都華頂大学・華頂短大(京都市東山区)は10〜12月、3回に分けて第16回華頂公開講座を開催する。テーマは「華頂誌界隈(かいわい)史談」で、キャンパス周辺に広がる歴史・文化資源を多様な視点から考察する。
曹洞宗
横浜善光寺、2027年の留学僧募集 26年は中国人3人
曹洞宗横浜善光寺(黒田博志住職、横浜市港南区)は、2027年の留学僧を募集している。仏道を通じて世界に貢献したいという優秀な仏教修行者を海外に派遣し、海外からも国内に受け入れる。
オリジナルコンテンツ
【「師」が語る「死」】〈1〉 孤独死なんて、この世界にはない! 浄土宗・池口龍法住職
「日本人は宗教を持たない」と言われるが、スピリチュアルなことや死生観に興味を持つ人は多い。死を語り合う「デスカフェ」や死をテーマにしたイベントは、世代を超えて活況を呈している。シリーズ【「師」が語る死】では、死後の世界や安楽死、輪廻転生などを取り上げ、宗教者や学者、芸術家の視点を通じて、誰にも必ずやって来る死について考える道しるべを提示したい。
福祉仏教ピックアップ
「正論」の押し付け批判 ひきこもり巡り講演 KHJ全国大会
ひきこもりは当事者本人ではなく、生きづらさを生み出す社会構造や周囲の理解不足に課題がある―。NPO法人KHJ全国ひきこもり家族会連合会(東京都豊島区)の「第20回KHJ全国大会in大阪再び」で9月25日、基調講演を行った2人は、それぞれの取り組みを通じて現場の実情を明らかにした。
社説
<社説>『みいちゃんと山田さん』 アニメ化の判断慎重に
漫画『みいちゃんと山田さん』(亜月ねね作、講談社)のアニメ化決定が波紋を広げている。知的障害があると推測される21歳の女性「みいちゃん」と勤務先のキャバクラの同僚「山田さん」の交流を描いた作品で、障害当事者・家族団体が意見書を相次ぎ公表し、偏見や誤解を助長するとの懸念を示した。
文化・芸術
森羅万象全ての命に届け 「百年大芸能祭」歌と踊りで平和訴え
芸能・芸術を通して命の尊さを訴える市民活動「第4回百年大芸能祭」(百年芸能祭関西実行委員会主催)が9月27日、大阪市生野区のいくのパークで開かれた。宗教者を含む出演者がジャンルを超えてパフォーマンスを行い、森羅万象全ての命に歌や踊りをささげた。
福祉仏教ピックアップ
ひきこもり当事者が「生きたい」と思える社会に 大阪でKHJ全国大会
ひきこもり当事者と家族、専門家、行政、支援者らが共につながり学び合おうと、NPO法人KHJ全国ひきこもり家族会連合会(東京都豊島区)は9月25、26の両日、大阪府高石市のアプラたかいしで「第20回KHJ全国大会in大阪再び」を開催した。「響き合う明日(地域)へ」を大会テーマに、全国から関係者らが参集。交流を通じて親睦を深めた。
記者コラム
【連載・宗教と〇〇】②宗教と発酵 変化をもたらす神仏と菌
宗教とかけ離れているように見える物事を、宗教に軸を置いて考えるとどうなるか。哲学のアプローチで社会を照らし、宗教を映し出す新シリーズ「宗教と〇〇」。第2回は、みその寒仕込みが始まるこの季節にちなみ、「発酵」を題材にします。※2026年2月26日文化時報掲載記事です。
社説
<社説>信仰を武器にするな
米国とイスラエルが今年2月28日にイランへの攻撃を始めてから半年が過ぎた。戦火はいまだ収まらず、いったん停戦が成立しながらも攻撃と報復は繰り返されている。長期化する戦争を遠い中東の出来事だと見慣れてしまえば、惨禍の風化を許すことになる。
オリジナルコンテンツ
募金や祈りは被災地復興の力になるのか? 道心寺住職・露の五九洛さん【ニュース熱視線①】
宗教専門紙の記者として取材で歩くと、市井の人たちが〝宗教〟という言葉の響きに、〝うさん臭さ〟を感じていることがひしひしと伝わってくるのも確か。その臭さを元から絶つには、宗教者と読者が向き合い、宗教者が生の言葉を届けるしかない。
オリジナルコンテンツ
謎に包まれた美女・小野小町の生き方に学ぶ <静けさを歩く>①隨心院
歴史に登場する女性は極めて少ない。歴史上の人物として今に名前が残る女性の多くは、著名な男性の妻や母親としてである。男性中心の時代が長く続く中、自分自身を重ねたり、共感したりする人物を江戸時代以前に探すことは、女性には少し難しい。
オリジナルコンテンツ
妻が不倫…でも慰謝料は請求棄却《解決!家事事件―法律と宗教―1》
商社勤めの男性は、全国各地を飛び回る敏腕営業マン。東京都内にマンションを購入してからは、妻を置いて赴任先に単身で乗り込み、2、3年を過ごすことも多かった。本社勤務のときは自宅から通勤していたが、帰宅は深夜に及ぶことがほとんどだった。
