100件の記事

かも弁護士のヒューマニズム宣言有料
〈100完〉冬来りなば春遠からじ
そんな私に、ミラノ・コルティナ冬季五輪で最高の感動をもたらしてくれたのが、フィギュアスケートの三浦璃来、木原龍一の「りくりゅう」ペアだ。 ショートプログラムで5位と出遅れた後、フリーで世界歴代最高得点をたたき出して大…
〈100完〉冬来りなば春遠からじ
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〈99〉勝負はこれから
採決の結果は、賛成10、反対3。反対したのは日弁連推薦の3人の弁護士だけだった。法務省、検察庁、警察庁、裁判所から選出された委員に加え、5人の研究者委員も、法務省事務当局の示した案に、こぞって賛成票を投じた。私たち日弁…
〈99〉勝負はこれから
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〈98〉誰のための、何のための
再審法改正に向けた活動に10年以上取り組んできた者として、感無量のできごとのはずである。それなのに、今の私には喜びや安堵(あんど)とは程遠い、暗澹(あんたん)たる気持ちしかない。 もともと、再審法改正に先に着手したの…
〈98〉誰のための、何のための
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〈97〉勝負の年
12月27日、すでに仕事を納めてお正月休みモードの家族連れがひしめく伊丹空港から鹿児島に飛び、午後1時から6時までの大崎事件弁護団会議に赴いた。 1月8日に迫った第5次再審請求の申し立て前最後の弁護団会議ゆえ、当然の…
〈97〉勝負の年
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〈96〉「あの星の向こうに」
その際、内容がどれほど素晴らしくても、それを伝える技術がなければ相手の心には響かない。説得力を増すために、声の大きさ、トーン、抑揚、滑舌といった「喋る技術」も重要である。 この点、中学、高校と演劇部に所属していたこと…
〈96〉「あの星の向こうに」
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〈95〉四国への旅
いずれの記事も、再審における証拠開示について、法務省から示された二つの案のうち、裁判官、検察官、研究者など多数の委員が開示の範囲を限定的に認める案に賛同する一方、私を含む日弁連委員や外部の有識者から「これでは現状より後…
〈95〉四国への旅
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〈94〉10月の「交錯」
「みなさん、10月15日は、鹿児島で大崎事件が発覚した日です。46年前の今日、牛小屋の堆肥の中から被害者の遺体が発見され、その後、原口アヤ子さんが殺人・死体遺棄事件の首謀者とされました。しかし、アヤ子さんは一貫して無実…
〈94〉10月の「交錯」
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〈93〉『大崎事件は問いかける』
アヤ子さんの潔白をイメージさせる白を基調とした表紙には、アヤ子さんが刑務所から、後に第1次再審請求の弁護団長となる亀田徳一郎弁護士に冤罪(えんざい)を訴えた直筆の手紙を刷り込んだ。 本書には、大崎事件とは何か、なぜ冤…
〈93〉『大崎事件は問いかける』
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〈92〉齢(よわい)を超える
それは、「夫の年齢を超えた」ことだ。 夫は4年前の10月21日に、62歳でこの世を去った。夫が生きて迎えることのできなかった年齢に、三つ年下の自分が到達したのである。年上の、頼るべき存在だった相手の年を追い越し、これ…
〈92〉齢(よわい)を超える
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〈91〉私の役割とは
また同日、2020年に再審無罪となった湖東記念病院事件の西山美香さんが、検察(国)と警察(滋賀県)を訴えた国家賠償請求訴訟で、敗訴が確定した滋賀県警の本部長が美香さんに直接謝罪したというニュースも報じられていた。 こ…
〈91〉私の役割とは
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〈90〉ディレクターの告白
この判決を受け、23日のNHK「クローズアップ現代」では、「〝私はやっていません〟相次ぐ『再審無罪』の衝撃」と題して、福井女子中学生殺人事件と、そこから見えてくる再審制度の課題を取り上げた。 番組前半では、事件発生か…
〈90〉ディレクターの告白
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〈89〉5度目の夏
ただ、そういう雅(みやび)な感慨とは裏腹に、私にとって京都の夏は、なぜか病院通いの季節である。 私は子どもの頃から病院が苦手で、少々の体調不良では病院に足が向かない。鹿児島在住時代は数年にわたり健康保険証を使わないこ…
〈89〉5度目の夏
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〈88〉『神都の証人』
大門さんが私を訪ねてきたのは、裁判所で行われる再審請求の審理の場面について、実際に再審事件を手掛けている弁護士に取材したい、という理由からだった。すでに拙著『大崎事件と私~アヤ子と祐美の40年』も読了されていたが、非公…
〈88〉『神都の証人』
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〈87〉98歳のリスタート
地元鹿児島の弁護団メンバーや支援者さんらに交じって、遠方から訪れた3人の女性がいた。日本で初めて生きて再審無罪判決を勝ち取った女性第1号である青木惠子さん(東住吉事件)が大阪から、同じく第2号である西山美香さん(湖東記…
〈87〉98歳のリスタート
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〈86〉「まっさん」との出会い
私の高校は神奈川だったので、今も同級生の多くが首都圏で生活している。このため当時の友人とはそんなに頻繁に会うことができない。京都で高校時代の同級生と再会するというのはとても貴重な機会なのだ。 しかし、今の私は「京都在…
〈86〉「まっさん」との出会い
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〈85〉「隣町珈琲」の一夜
実は交通の便はとてもよく、東急大井町線と都営浅草線の「中延駅」、東急池上線の「荏原中延駅」の3駅が利用でき、新幹線の止まる品川駅、そして羽田空港へのアクセスもよい。 中延駅と荏原中延駅の間には昔ながらのアーケード…
〈85〉「隣町珈琲」の一夜
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〈84〉石川一雄さんの死を悼む
4月16日、東京の日本教育会館で、石川さんの追悼集会が取り行われ、千人を超える参加者が、会場で石川さんとの別れを惜しんだ。 会の冒頭で、石川さん夫婦との出会いをきっかけとして冤罪(えんざい)被害者の日常を描いたドキュ…
〈84〉石川一雄さんの死を悼む
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〈83〉「肩書」ってなんだろう
新入学、新入社、転勤、転校など、新たな環境で新たな生活をスタートさせた人も多いだろう。人事異動によって肩書が変わり、大慌てで名刺を発注している人も少なくないはずだ。 かく言う私も、4月から日本弁護士連合会(日弁連…
〈83〉「肩書」ってなんだろう
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〈82〉奇跡のベレー帽
去る3月17日、私は三重県の主催する「人権トップセミナー」の講師として、熊野市で講演することになっていた。三重県南部の熊野市、御浜町、紀宝町の各市町長をはじめとする自治体幹部に、冤罪(えんざい)や再審の問題について理解…
〈82〉奇跡のベレー帽
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〈81〉「遠い春」
私は日弁連での午前中の会議を終えて、午前11時半に議員会館に移動することになっていた。 その時である。会議室で何げなくスマートフォンの画面を見ると、大崎事件弁護団の佐藤博史弁護士からの不在着信があった。コールバックし…
〈81〉「遠い春」