329件の記事

記者コラム
AI開発の減速、 宗教界にも必要?【取材ノートから】
 「2020年代の後半に人類は滅亡するかもしれない」。米国で最先端の人工知能(AI)を研究する若者が発した衝撃的な発言が、世界中に広がった。米AI企業アンソロピックのダリオ・アモデイ氏も「進化が加速し人間の制御能力をしのぐ可能性がある。さらに進めばAI自身がAIの開発を進め始める」と危惧する。他の企業のトップも次々と同調し、開発速度を落とす必要性を強調した。
AI開発の減速、 宗教界にも必要?【取材ノートから】
記者コラム
【連載・宗教と〇〇】②宗教と発酵 変化をもたらす神仏と菌
 宗教とかけ離れているように見える物事を、宗教に軸を置いて考えるとどうなるか。哲学のアプローチで社会を照らし、宗教を映し出す新シリーズ「宗教と〇〇」。第2回は、みその寒仕込みが始まるこの季節にちなみ、「発酵」を題材にします。※2026年2月26日文化時報掲載記事です。
【連載・宗教と〇〇】②宗教と発酵 変化をもたらす神仏と菌
コラム
生と死を超えるブレークスルー【取材ノートから】
 ハロウィーン(10月31日)は、古代ヨーロッパを中心に行われていたケルト人の収穫祭「サウィン(Samhain)祭」を起源とする。ケルトの暦は11月1日が新年の始まりで、年の終わりの10月31日には「世界の境界」が消える。現世と死者の世界があいまいになり、死者の霊が家族を訪ねて戻ってくるという。
生と死を超えるブレークスルー【取材ノートから】
どう接し、どう育む 不登校・ひきこもり対応の勘所無料
宗教家の無理解への驚き 「ヒューマン・スタジオ」代表兼相談員 丸山 康彦【不登校・ひきこもり対応の勘所1】
 今年6月、短文投稿サイトX(エックス、旧ツイッター)に投稿された、ある寺院のご住職の不登校対応論が大きな反響を呼んだことをご記憶の方がいらっしゃると思います。
記者コラム
「樹林葬」申し込み殺到 神戸市が全員受け入れへ 募集枠の13倍
 神戸市が今春、森林公園に整備した樹林を墓標とする「樹林葬墓地」の利用希望者を初めて募集したところ、80体程度の募集枠の13倍となる1038人から申し込みがあった。
「樹林葬」申し込み殺到 神戸市が全員受け入れへ 募集枠の13倍
福祉仏教の現場から
〈129〉ファンキーな住職
病院が地域コミュニティーへと変化していく過程には、いろいろな抵抗を押しのけて、説得して…と大変な苦労があったと思います。 先日、ある地域コミュニティーでお話をさせていただきました。終末期か…
〈129〉ファンキーな住職
傾聴―いのちの叫び―
〈111〉「尊厳を守る」とは
ある日のカンファレンスで、こんな話し合いがありました。 「Aさんですが、どうしても一度、自宅へ帰りたいそうです。お体の状態を考えると厳しい面はありますが、できれば願いをかなえて差し上げたいのです」 主治医は少し考え…
〈111〉「尊厳を守る」とは
記者コラム無料
【熊本地震】寺院同士の絆で復旧へ 新人記者が取材した被災地
 7月28日午後4時27分。京都市下京区の文化時報社で会議中、先輩のスマートフォンがけたたましく鳴った。「有明・八代海に津波注意報」。令和8年熊本地震は、こうして社内で把握された。翌日の現地入りをその場で言い渡された私(28)は「え、私?」と思った。入社半年余りで経験の少ない新人記者だからだ。不安をよそに荷物をまとめてくるよう命じられ、翌29日午後には九州へ向かう新幹線に先輩記者と一緒に乗り込んだ。
【熊本地震】寺院同士の絆で復旧へ 新人記者が取材した被災地
福祉仏教の現場から
〈128〉僧侶を教化する門徒
亡くなる数日前にお見舞いしたときには、力強く手を握り返してくださいました。「あとは頼んだよ」というメッセージのようでした。 お通夜の法話では「自信教人信の聞徒」と讃(たた)えられていました。自分の腹に落ち、南無阿弥陀…
〈128〉僧侶を教化する門徒
傾聴―いのちの叫び―
〈110〉深い所まで潜れるか
もし実践者自身が、表面的な方法論や技法の層に留(とど)まっているなら、相手の思考もまた、そこに留まります。 「どうしたら楽になれるか」 「どう考えればいいか」 といった方法論の層から抜け出すことは難しいでしょう。…
〈110〉深い所まで潜れるか
福祉仏教の現場から
〈127〉聞いてほしいだけ
ソーシャルワーカーと片仮名で書くと難しそうですが、その人の困り事を聞いて、解決できそうな人につなぐことが役目です。看護師さんは何でもやってやろうというチャレンジ精神旺盛な人が多い気がします。日々患者さんと接していて、困…
〈127〉聞いてほしいだけ
傾聴―いのちの叫び―
〈109〉繰り返される言葉たち
そんなことはみんな知っていて、だからこそ人は「いのちは平等だ」と叫ぶのではないだろうか。 そう思って見回してみると、世の中はたいていそうです。 「誠実に働きます」と大声で演説する政治家。もし、誠実であることが当たり…
〈109〉繰り返される言葉たち
福祉仏教の現場から
〈126〉憎しみの連鎖を断つ
そんな折にプロ野球の現役監督が実娘に対する暴行容疑で現行犯逮捕されるというショッキングなニュースが飛び込んできました。ワイドショーや会員制交流サイト(SNS)ではこの話題で持ち切りになりました。暴力はいけないとしながら…
〈126〉憎しみの連鎖を断つ
傾聴―いのちの叫び―
〈108〉『ヨブ記』からの学び
ヨブは、神を畏(おそ)れ、誠実に生きる人物だった。善人であり、信仰深く、家族にも恵まれ、多くの財産を持っていた。 しかしある日突然、そのすべてを失う。財産は奪われ、使用人は死に、愛する子どもたちも命を落とす。さらにヨ…
〈108〉『ヨブ記』からの学び
福祉仏教の現場から
〈125〉みんなが連休なの⁉
とはいっても多くの寺院関係者にとっては休日ではなく、普段よりも忙しい期間だったのかもしれません。 寺院だけでなく、病院や介護施設なども連休などありません。公共機関もサービス業も普段より忙しかったでしょう。なのに、テレ…
〈125〉みんなが連休なの⁉
傾聴―いのちの叫び―
〈107〉熱狂の巡礼
大甲媽祖遶境は、台中の大甲鎮瀾宮(たいこうちんらんきゅう)の媽祖様が、嘉義(かぎ)の新港奉天宮(しんこうほうてんきゅう)まで往復約340キロを9日間かけて巡る大行列です。数百万人が参加する、台湾最大級の巡礼でもあります…
〈107〉熱狂の巡礼
福祉仏教の現場から
〈124〉港町と若者の移住
山陽新幹線福山駅からバスで約30分。人口約3千人、高齢化率は50%を超えており、空き家もかなり目立ちます。それでも、医療や福祉関係者が全国から集まってくるということで、町を挙げて歓迎してくださいました。 観光客相手の…
〈124〉港町と若者の移住
傾聴―いのちの叫び―
〈106〉異なる見方
スピリチュアルケアは、その状態からの回復に寄り添うもの。目的は、新たな信念や価値観の再構築にあると考えていました。 再構築のためには、その人自身の内面の成長が必要であり、これまで外に置いていた支えを、自身の内側に持つ…
〈106〉異なる見方
福祉仏教の現場から
〈123〉社会と宗教をつなぐ
「お母さん(90代)が救急車で運ばれたのに治療してもらえない」と泣きながら訴える娘さんの事例を一緒に考えていただきました。病院の対応はおそらくこういうことだろうと想像はつきます。しかし、娘さんが「否定された」と感じたら…
〈123〉社会と宗教をつなぐ
傾聴―いのちの叫び―
〈105〉国立科学博物館にて
脈々と続く人類の営みの偉大さと愚かさ。その両方を感じると同時に、その営みを展開させている地球が、こんなにも小さく見えてしまう宇宙の大きさに、ただ驚愕(きょうがく)する。国立科学博物館は、いつでも私をたやすく異次元へと連…
〈105〉国立科学博物館にて