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記者コラム

AI開発の減速、 宗教界にも必要?【取材ノートから】

 「2020年代の後半に人類は滅亡するかもしれない」。米国で最先端の人工知能(AI)を研究する若者が発した衝撃的な発言が、世界中に広がった。米AI企業アンソロピックのダリオ・アモデイ氏も「進化が加速し人間の制御能力をしのぐ可能性がある。さらに進めばAI自身がAIの開発を進め始める」と危惧する。他の企業のトップも次々と同調し、開発速度を落とす必要性を強調した。

山根 陽一•


 多くの報道機関が報じているように、ローマ教皇レオ14世もこうした事態を懸念し「新たな技術が支配や不正の道具にならず、人間に奉仕するようにならなければならない」とした上で「共通の倫理基盤を欠いたまま偽情報が拡散し対話の妨げになる」と指摘した。米トランプ大統領はAI開発のライバル、中国の動きのほうが気になるようだ。

 生成AIの進化は記者にも大きな影響を与えている。ちょっとした調べものでは欠かせない。もっと言えば、文章の作成も可能だ。例えば、「進化するAIと宗教の課題を800字程度で書いて」と命令すればたちどころにこのコラムが出来上がるらしい。残念ながら私にはAIを使いこなす術も知識もないのだが。


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