日本最北端の総木造伝統建築の五重塔が完成 松久宗琳佛所が仏像納入 醍醐派弘照院
北海道石狩市の真言宗醍醐派弘照院(佐藤嘉高住職)に日本最北端の総木造伝統建築の五重塔が完成した。4日に総本山醍醐寺(京都市伏見区)の壁瀬宥雅座主導師のもと、落慶法要を厳修し、午後からは柴燈(さいとう)護摩を奉修した。京都の仏像彫刻の技を継承している「大佛師 松久宗琳(そうりん)佛所」(京都市中京区)が四仏と仏画を納め、今回の大法要に合わせて八尊仏を奉納した。 ※文化時報2026年7月28日号の掲載記事です。
五重塔は総ヒノキ造りで高さ33.3メートル。2022年夏に着工した。心柱を大日如来と見立て、その四方に阿閦(あしゅく)如来、宝生如来、阿弥陀如来、不空成就如来を配置。8体の菩薩が鎮座し、壁に真言八祖=用語解説、扉に壁瀬座主が種字(しゅじ)=用語解説=を揮毫(きごう)した八大天像が描かれ、真言密教の曼荼羅(まんだら)空間を現代に再現している。
