智積院ウェブサイト、復旧は11月 不正アクセスが2月に判明
真言宗智山派は20~22日、総本山智積院(京都市東山区)で第143次定期教区代表会(深澤照生議長)を開催した。宗派・本山の2025年度決算と26年度第1次・第2次補正予算案など19議案を可決。昨年末から不正アクセスを受けて休止した智積院ウェブサイトについて、三神栄法宗務総長は11月中の復旧を目指していると報告した。
春尾 悦子•
宗派が運営する智積院ウェブサイトと寺院専用ウェブサイトは、昨年末から外部からの不正アクセスにより、データが改竄(かいざん)されていたことが分かっている。今年2月の第142次定期教区代表会で三神宗務総長が明らかにしていた。
宗派は復旧に向けて委託業者と調整を行っているが、データ移行に想定以上の作業が必要であることが判明。修正箇所も多数に上っていることから、全面復旧に時間を要している。11月下旬をめどに再構築を完了させる。
1200年御遠忌へ意見交換進む
三神宗務総長はこのほか、2034(令和16)年に正当年を迎える「宗祖弘法大師1200年御遠忌」に向けて、今年4月に御遠忌奉修局を発足させたと報告した。5月29日に第1回、9月30日に第2回の奉修委員会を開催。御遠忌奉修事業をどのように進めるか、宗内の関係機関と意見交換を行った。
本山の山容整備に関する御遠忌事業もあり、今後、総本山智積院興隆企画委員会と奉修委員会の合同会議を開催することを検討している。

災害対策本部の関係では、令和8年熊本地震と千葉豪雨の被災者に届ける義援金として、熊本県と千葉県に各50万円を送った。また、8月に起きたネパール土石流災害に関しては、日本赤十字社を通じて10万円を寄付したことを明らかにした。
