江戸川区社協が合祀墓で初の納骨 身寄りのない高齢者の終活を支援
身寄りのない高齢者=用語解説=を地元で供養するため、東京都江戸川区社会福祉協議会(社協)は、複数の遺骨を一つのお墓に合同で埋葬する「合祀(ごうし)墓」(合葬墓)を同区の寺院に建立し、7月に1人目の納骨を行った。頼れる身寄りのない高齢者が増える中、住み慣れた土地で弔う終活支援の取り組みとして注目される。
奥山 正弘•
地元で最期迎えて
身寄りがなく、引き取り手のない遺体は、墓地埋葬法で「死亡地の市区町村」が火葬や埋葬を行う決まりになっている。江戸川区では遺骨は一時、委託した葬儀社に預けられ、引き取り手がない場合は、縁遠い所にある葬儀社の合祀墓で供養されるケースも少なくないという。
そこで同区社協は「長年住み慣れた土地で最期を迎えてほしい」との思いから、身寄りのない単身高齢者らの終活を支える「つながるエンディングサポート事業」に7月から乗り出した。合祀墓を建立し、単身高齢者らの遺骨を埋葬するのがこの事業の目玉で、サービスの基本プランに設定されている。
