〈78〉〝普通〟でない人
ひきこもるわが子を抱えた母親の気持ちは計り知れません。「こんなふうに生んでしまった私のせい」「決して多くは望んでいない。〝普通〟でいられればいいだけなのに」「かわいそう」。コンクリートの道で転んでできた膝のすり傷のよう…

ひきこもるわが子を抱えた母親の気持ちは計り知れません。「こんなふうに生んでしまった私のせい」「決して多くは望んでいない。〝普通〟でいられればいいだけなのに」「かわいそう」。コンクリートの道で転んでできた膝のすり傷のように、心からジワジワと血がにじみ出ているかのようでした。
そのお話を聴きながら、ふと、高校の時に生物の教師が話していたことを思い出しました。

