〈110〉深い所まで潜れるか
もし実践者自身が、表面的な方法論や技法の層に留(とど)まっているなら、相手の思考もまた、そこに留まります。 「どうしたら楽になれるか」 「どう考えればいいか」 といった方法論の層から抜け出すことは難しいでしょう。…

もし実践者自身が、表面的な方法論や技法の層に留(とど)まっているなら、相手の思考もまた、そこに留まります。
「どうしたら楽になれるか」
「どう考えればいいか」
といった方法論の層から抜け出すことは難しいでしょう。
しかし、実践者が、自らの不安、無力感、孤独、死への恐れ、人生の意味といった深い問いに向き合い続けているなら、相手もまた、自分自身の深い場所へ降りていくことができます。

