〈30〉満月に重ねて
閑話休題。 月の満ち欠けと、人間の一生を重ねて見てもきました。糸のように薄い繊月(せんげつ)で生まれて、だんだんと大きくなって、満月になって死んでいく…と。 でも、先日の満月を見た時、「あ、そうではなかった」と分か…

閑話休題。
月の満ち欠けと、人間の一生を重ねて見てもきました。糸のように薄い繊月(せんげつ)で生まれて、だんだんと大きくなって、満月になって死んでいく…と。
でも、先日の満月を見た時、「あ、そうではなかった」と分かりました。宿って新月、生きて半月、死に切って満月、それで一巡りなのだと。

