音楽で平和の尊さ実感 沖縄戦犠牲者しのび法要 浄土宗檀王法林寺
浄土宗檀王法林寺(信ケ原雅文住職、京都市左京区)は6月21日、平和を願う第18回ピースフルコンサートを開いた。太平洋戦争末期の沖縄戦で旧日本軍の組織的戦闘が終結したとされる6月23日の「慰霊の日」に先駆けて実施。設立40周年を迎えた京都沖縄県人会所属の物故者慰霊法要を併修した。
檀王法林寺は開祖・袋中上人(1552〜1639)が1603(慶長8)年、琉球(現・沖縄県)に上陸し浄土宗を広めたことが縁で、琉球王との交流を深めた。尚寧王(1564〜1620)から贈られた「黒漆塗楼閣人物飾棚」(京都府指定重要文化財)を所蔵している。また同寺25世良哉上人は1937(昭和12)年、那覇市に「檀王沖縄別院袋中寺」を建立した。
第1部では沖縄戦犠牲者の追善法要が営まれ、信ケ原住職が導師を、曹洞宗徳林寺(京都府南丹市)の名嘉法琉住職が役僧を務めた。
琉球芸能を楽しむ第2部は、だん王保育園の卒園生でつくる「だん王袋中会」の子どもたちがエイサーを披露。信ケ原住職も所属する「だん王シプサン会」は、沖縄出身のバンドBEGINの名曲「島人(しまんちゅ)ぬ宝」を演奏して合唱した。
