曹洞宗議会閉会 ホテル廃業 予定通り 議員提出議案は審議未了
曹洞宗の第150回通常宗議会(小林孝道議長)は3日閉会した。2026年度一般会計補正予算案など計5議案と25年度一般会計決算など12件が可決・承認された。檀信徒会館(ソートービル)の再開発を巡り、議員発議で上程された「東京グランドホテルの営業終了の実施時期を確認する」議案は審議未了となり、実質的に廃案となった。宗門最大の懸案事項が暗礁に乗り上げたまま、服部秀世内局が仕切る最後の通常宗議会が終わった。(山根陽一) ※文化時報2026年7月17日号の掲載記事です。
服部宗務総長は6月29日に開会した議会の冒頭で、宗務庁事務所の仮移転先を鶴見大学会館(横浜市鶴見区)とする案について大学側と合意できなかったことを明らかにした。すでにソートービルに入居する東京グランドホテルの廃業が来年6月30日と決まっているため、議員発議の議案では廃業を留保する旨を問うたが、賛同を得られなかった。宗務庁の移転先が決まらないまま、予定通りホテルは営業を終了する。
