子ども・若者に安全な居場所を 幸重忠孝さん
寺院の影響力に期待 ――CSWCを立ち上げたいきさつを教えてください。 「2012(平成24)年に設立した独立型社会福祉士事務所を前身とし、18年にNPO法人格を取得した。児童養護施設や公立中学校で児童福祉に携わってき…
寺院の影響力に期待
――CSWCを立ち上げたいきさつを教えてください。
「2012(平成24)年に設立した独立型社会福祉士事務所を前身とし、18年にNPO法人格を取得した。児童養護施設や公立中学校で児童福祉に携わってきたが、制度のしがらみや対応できる範囲の狭さに限界を感じて独立を決意した」
「児童養護施設は入所の要件が厳しい反面、退所後は『頑張って生きてね』で終わってしまう。人手不足で子どもたちにじっくり向き合う時間もなく、職員が疲弊して3年ほどで辞めていく現実も見た」
「スクールカウンセラーの仕事では、学校以外で過ごす時間に生きづらさを抱えている子どもたちの多さに気付かされた。『もう自分で動くしかない』と思い、広がりつつあった横のつながりを生かし、地域の力を借りた居場所づくりを始めた」
――賛同寺院に助けられています。
「公的機関の補助金や民間からの寄付金には限度がある。協力寺院のフードバンク活動や寄付などに助けられている部分が大きい。活動に共感してくれる宗教者の輪は徐々に広がっている」



