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橋渡しインタビュー有料

色彩が人をつなぐ、アートの世界 小池勇太さん

「こんにちは」「お花を描きました」 取材当日、自宅を訪れると、勇太さんが1枚のはがきを手渡ししてくれた。クレマチスの花が描かれ、裏には「しょちゅうみまいもうしあげます」と、筆者の名前を含めてひらがなで書かれていた。 …

 「こんにちは」「お花を描きました」

 取材当日、自宅を訪れると、勇太さんが1枚のはがきを手渡ししてくれた。クレマチスの花が描かれ、裏には「しょちゅうみまいもうしあげます」と、筆者の名前を含めてひらがなで書かれていた。

 お礼を伝えると、次に「似顔絵もあげます」と、今度は筆者の顔を描いてくれた。それを見た直子さんが「これが勇太なりのコミュニケーションなんです」とほほ笑んだ。

小池勇太さんと母の直子さん
小池勇太さんと母の直子さん

 

アートとパン作りが日々の暮らし

 勇太さんは平日、埼玉県入間市の就労継続支援B型事業所=用語解説=に通っており、パン作りや箱折りの内職などをしている。

 「昨日はどんな仕事をしたの?」と母が尋ねると、「砂糖を量った」から始まり、パンを焼く鉄板に油をひく作業、店内の準備や片付けの詳細を話してくれた。言葉の内容を理解できれば、すぐに答えを返してくれる。

 中学卒業後から23年間、同じ事業所に電車と送迎バスを使って、自力で通所してきた。

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