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仏に聞く・患者に聞く ビハーラ医療団が大会

昨年は台風の影響で中止しており、2年ぶりの開催。「聞くということ―仏に聞く・患者に聞く」をテーマに、脳神経内科医の岸上仁氏や、心理学者の大住誠氏の講演などを通じて、30人超が学びを深めた。 ビハーラ医療団は、1998…

 昨年は台風の影響で中止しており、2年ぶりの開催。「聞くということ―仏に聞く・患者に聞く」をテーマに、脳神経内科医の岸上仁氏や、心理学者の大住誠氏の講演などを通じて、30人超が学びを深めた。

 ビハーラ医療団は、1998(平成10)年7月、同大学学長の田代俊孝代表と龍谷大学客員教授の田畑正久氏、大谷派門徒の内田桂太氏の呼び掛けで発会。医療関係者で僧籍を持つ会員らが集う研修会を毎年行ってきた。2015年には、仏教伝道協会の沼田奨励賞を受賞した。

【記念講演】苦悩を真正面から
――岸上 仁 氏(脳神経内科医・真宗大谷派受念寺副住職)

(画像:岸上 仁 氏)
岸上 仁 氏

 ある難病患者から「お前には分からん」と言われたことがあった。この言葉は、医者として病気を分析し、解決策を探すことに終始していた私に大きな衝撃を与えた。

 患者さんの「死にたい」という言葉の奥に隠された、「石になっていくみたいで怖い」という声に、人間として生きたいという深い叫びがあることに気付かされた。

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