不登校の子が希望持てる環境づくりへ 大津市の団体が「フェス」
不登校の子どもたちが将来に希望を持てる環境づくりを目指して8月に設立された一般社団法人NEXUS BASE(ネクサスベース、大津市)は12日、大津市の自然学習施設「びわ湖オーパル」で、子どもたちが職業体験をしたり、ステージに登壇したりする「ゆめたねフェス」を開いた。居場所づくりを進めていることを知ってもらうのが目的で、今後は企業やお寺との連携を図る。
大橋学修•
ネクサスベースは、不登校の子どもたちの居場所を全国に設け、地域全体で育む仕組みをつくろうと、代表理事で美容師の宮垣善文さん(38)と理事で塗装会社経営の音野圭太さん(38)が設立した。
フェスでは、子どもたちがこだわりの服装を披露するファッションショーやダンスショーを開催。舞台に立った京都市の阿部心花さん(5)は「かわいくしてもらって楽しかった」と話した。

職業体験コーナーでは、仏具や神具で用いる彫金や、建具などに用いる「組子細工(くみこざいく)」を手がける企業が協力。小寺製作所(大津市)の小寺雅也社長は「職人になりたい人が減っている。子どものときから興味を持ってもらえれば」と期待した。
