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橋渡しインタビュー有料

カフェデモンクの15年 金田諦應住職

悲しくてうれしい日 15年もたつと、亡くなった人もいる。今年も誰かがいなくなるかもしれない。 24年と25年の3月11日は、宮城県石巻市の復興住宅集会所でカフェデモンクを開いた。よもやま話をしていても、地震発生時刻の…

悲しくてうれしい日

 15年もたつと、亡くなった人もいる。今年も誰かがいなくなるかもしれない。

 24年と25年の3月11日は、宮城県石巻市の復興住宅集会所でカフェデモンクを開いた。よもやま話をしていても、地震発生時刻の午後2時46分の10分前になると、沈黙する。どうしても時間が巻き戻るのだ。

 いろいろな場面が浮かんでくる。あの頃はどのような話を聞いても涙を流すことはなかったが、今、思い出すとなぜか涙が出てくる。年老いたせいだろうか。

 新型コロナ禍のときは、誰も来なくても3月11日だけは必ず開催していた。コロナの制限がなくなった後の24年3月11日、久しぶりに皆で集まれた。「今日は一番悲しい日だけど、一番うれしい日だ」。そんな声が聞かれた。

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