惨事ストレス 救急隊員へのケア学ぶ
大会テーマは「災害救援者のコミュニティ・メンタルヘルス・サポート・システム構築に向けて―スピリチュアリティを含めた支援を中心に」。全体を通して、消防・救急隊員の惨事ストレス=用語解説=への対処が話題の中心となった。 …

大会テーマは「災害救援者のコミュニティ・メンタルヘルス・サポート・システム構築に向けて―スピリチュアリティを含めた支援を中心に」。全体を通して、消防・救急隊員の惨事ストレス=用語解説=への対処が話題の中心となった。
基調講演には、スイス・ベルン州ケアチームのピエール=アンドレ・クーヘン副所長が登壇した。同州は、1999年に若者ら21人が亡くなった洪水被害を受け、警察、消防、救急と並ぶ法的に位置付けた機関として、ケアチームを結成。昨年は621件の出動があったという。
アンドレ・クーヘン副所長は、プロテスタント教会がチームの立ち上げに尽力したことに触れた上で、単独ではなく、警察や消防、救急と連携して活動していると強調。メンバーは160人いて普段は別の職業に就いており、年に数回、4~5日間交代で待機していると説明した。
また、普段から専門的な教育や訓練を受けており、「他職種連携の方法を学ぶことが極めて重要。互いを知り合うことが、緊急時の適切な行動につながる」と述べた。
