介護漫画を描くイラストレーター 大塚紗瑛さん
祖母の車椅子を押す大塚沙瑛さん 介護はクリエイティブ 京都造形大学で子どもの教育や芸術について深く学んだ大塚さん。幼稚園教諭の免許も取得したが、就職活動をするにあたって思い出したのは、母親が祖母を介護する姿だった。 祖母は脳梗塞で倒れ、右半身麻痺を患った。母親は仕事を辞めて専業主婦になり、姑の介護を毎日行っている。その姿を大塚さんも間近で見てきた。 「自分にも介護の知識があれば、母親を手助けできる…

介護はクリエイティブ
京都造形大学で子どもの教育や芸術について深く学んだ大塚さん。幼稚園教諭の免許も取得したが、就職活動をするにあたって思い出したのは、母親が祖母を介護する姿だった。
祖母は脳梗塞で倒れ、右半身麻痺を患った。母親は仕事を辞めて専業主婦になり、姑の介護を毎日行っている。その姿を大塚さんも間近で見てきた。
「自分にも介護の知識があれば、母親を手助けできるかもしれない」。そう考えるようになり、デザイン会社や出版社への就職を希望しながら、福祉業界の採用説明会にも足を運んだ。
ある日、介護施設へ就職した同じ大学の先輩が、学生たちを前に施設の説明を行っていた。その先輩は「介護はすごくクリエイティブ」と語り、介護士としての仕事をこなしながら、車椅子の利用者が食事しやすい机をデザインして作るなど、一人一人に合った物作りをしていると紹介した。



