片麻痺で筆文字の楽しさ伝える 大賀佳奈さん
くせ字を魅力ある字に 「誰しも魅力がある」「自分の殻を破る」 丸みを帯びたユニークな筆文字で、温かな思いを伝える。コツさえ覚えれば、誰でも自分のくせ字を魅力ある字に変えられる。黒だけでなく、赤や青など色のバリエーショ…
くせ字を魅力ある字に
「誰しも魅力がある」「自分の殻を破る」
丸みを帯びたユニークな筆文字で、温かな思いを伝える。コツさえ覚えれば、誰でも自分のくせ字を魅力ある字に変えられる。黒だけでなく、赤や青など色のバリエーションも豊富で、アート性の高い表現が可能だ。

そんな「伝筆」に大賀さんが出会ったのは、保険代理店でもらった1枚のはがきだった。優しいメッセージに心が癒やされた。
「私にもできるかもしれない」。元々書道をやっていたが、書道よりも個性が表現されるアートに魅力を感じた。自分で調べて伝筆講座を受講。書いた作品を友人に送り、会員制交流サイト「フェイスブック」などで発信すると、友人から「どう書けばいいか教えて」と頼まれたことが、講師になるきっかけとなった。
思えば、幼い頃から自分の思いを伝えることに恐さを感じていた。それが伝筆では、自分の素直な気持ちが形になり、人を喜ばせられる。
今では色紙に書いてほしいと依頼される。カレンダーを制作したり、自分で講座を開いたり。主婦を中心に多くの人が大賀さんから学んで、笑顔で作品を持って帰る。「人の役に立っている」と実感できる瞬間だ。



