牧師がつなぐ“支縁”の輪 岩村義雄さん
142回通い続ける 神戸国際支縁機構は2001(平成13)年の米同時多発テロに伴う対テロ戦争で、アフガニスタンから多くの難民が出たことをきっかけに、大学生らも交えた5人で活動を始めた。以降、ミャンマー難民や釜ケ崎(大阪…
142回通い続ける
神戸国際支縁機構は2001(平成13)年の米同時多発テロに伴う対テロ戦争で、アフガニスタンから多くの難民が出たことをきっかけに、大学生らも交えた5人で活動を始めた。以降、ミャンマー難民や釜ケ崎(大阪市西成区)の路上生活者の支援を行ってきた。
11年3月に起きた東日本大震災を機に、被災者支援にも精力的に取り組むようになった。宮城県石巻市で、地元住民らと手作業で育てる「復幸米(ふっこうまい)」と名付けた米作りを中心に、10年以上ボランティア活動を実施し、今年5月時点での活動回数は142回に上る。

限界集落も訪れ、1人暮らしをする後期高齢者らを何度も訪問し、生活の見守りも行っている。大切なのは物理的支援よりも心のケアであり、「心の復興」だと考えているからだ。「憎しみ、怒りをどうなだめるかは、一緒に生きていくしかない。だから通い詰める」。岩村牧師は語る。
