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視覚障害者に本の楽しさを 音訳図書づくり30年

音訳図書は、書籍の文字を音声に変換した図書のこと。音訳者は文章を読み上げて録音する。完成までには読み間違いや抑揚の確認、修正作業などが必要なため、莫大(ばくだい)な時間がかかる。読み方が分からず録音を止めて調べる作業も…

 音訳図書は、書籍の文字を音声に変換した図書のこと。音訳者は文章を読み上げて録音する。完成までには読み間違いや抑揚の確認、修正作業などが必要なため、莫大(ばくだい)な時間がかかる。読み方が分からず録音を止めて調べる作業も多く、忍耐と集中力を要する。

 朗読とは異なり、感情移入し過ぎてもいけない。聞き手はフラットな気持ちで作品に接することが前提だ。一方で、人工知能(AI)のような機械的な音声では聞き手の心に響かず、「その加減が難しい」と米田さんは語る。

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