子どもと弁護士でつくる演劇「もがれた翼」
主人公はネグレクトを受けた女子高生 10月7、8日、東京都豊島区東池袋の「あうるすぽっと」。「もがれた翼part28『シン・フォニィ』」は客席が満員になり、ロビーにあふれるほどの人だかりができた。 役者は学生3人を除…
主人公はネグレクトを受けた女子高生
10月7、8日、東京都豊島区東池袋の「あうるすぽっと」。「もがれた翼part28『シン・フォニィ』」は客席が満員になり、ロビーにあふれるほどの人だかりができた。
役者は学生3人を除いて全員が東京弁護士会に所属する弁護士。日ごろから子どもたちを取り巻く犯罪や非行、家庭や学校の問題に向き合っている。

主人公のあいりは高校3年生。父親を早くに事故で亡くし、精神的に情緒不安定な母親との2人暮らしだ。
自称ユーチューバーと語る母親は、自己啓発を促す動画を自撮りしている。明るい姿を見せる日もあれば、酒に溺れてあいりに暴言を吐き、家事ができずまともな食事も作れない日もあるほど精神が崩壊していた。
ネグレクト(育児放棄)になった母親からアルバイト代もほぼ取られてしまうあいりは、家や学校に居場所がなく、今の生活に限界を感じていた。



