認知症患者と共に、今を生きる 山本千代さん
24時間駆け付けるナース 日本における訪問看護の歴史は新しい。1991(平成3)年に老人保健法の改正により老人訪問看護制度が始まり、翌92年には寝たきりの高齢者を対象に「老人訪問看護ステーション」からの訪問看護が行われ…
24時間駆け付けるナース
日本における訪問看護の歴史は新しい。1991(平成3)年に老人保健法の改正により老人訪問看護制度が始まり、翌92年には寝たきりの高齢者を対象に「老人訪問看護ステーション」からの訪問看護が行われるようになった。
2000年の介護保険法施行に伴い、介護保険における訪問看護がスタート。当時、山本さんはがんで亡くなった夫を看取(みと)り、娘と実家へ戻ろうとしていた頃だった。

04年から訪問看護師として、毎日車を走らせ高齢者の住まいへ向かうようになった。基本は一人で訪問し、担当患者の健康状態や療養生活の相談に乗った。
時に家族にも言えない話を聞くことや、食事もままならない高齢者と膝を突き合わせ、24時間携帯が鳴ればいつでも対応した。



