ケアする人支えるには 日本宗教学会で意見交換
自身整える一斉面談 山本 佳世子 氏(天理大学准教授) 堺市立総合医療センターで臨床スピリチュアルケア・ボランティアとして活動していて、患者の病床訪問と看護師のケアを15年ほど続けている。 看護師は、患…
自身整える一斉面談
山本 佳世子 氏(天理大学准教授)

堺市立総合医療センターで臨床スピリチュアルケア・ボランティアとして活動していて、患者の病床訪問と看護師のケアを15年ほど続けている。
看護師は、患者の死などの悲嘆(グリーフ)を抱えつつ、自分でどうにかするしかないと感情を管理してしまう。ボランティアの限界があり、看護師の面談希望者は少ないが、ハイストレスな状況にあることが予想される看護師への「一斉面談」が有効だと考える。
センターでの一斉面談は毎年5~6月、新人看護師全員に行っている。仕事や人間関係の苦悩や感情を見つめたり、看護師になった動機や自身の支えを確認したりする。一斉に行うことで、「あなたたちを気遣っていますよ」というメッセージになり、「ただ聴いてもらう」という経験もできる。
