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〈文化時報社説〉残念な朝日社説

受精卵が細胞分裂した胚の段階から遺伝情報を調べる着床前診断=用語解説=を巡って、朝日新聞は9月11日付で「着床前検査の拡大 滑りやすい坂道くだるには」と題する社説を掲載した。検査がなし崩しに広がっていくことを「滑りやす…

 受精卵が細胞分裂した胚の段階から遺伝情報を調べる着床前診断=用語解説=を巡って、朝日新聞は9月11日付で「着床前検査の拡大 滑りやすい坂道くだるには」と題する社説を掲載した。検査がなし崩しに広がっていくことを「滑りやすい坂道」に例え、階段をつくって慎重に下りるために「公的機関の設置を急がねばならない」と訴えた。

 現状では検査の可否を日本産科婦人科学会が審査している。会員医師らによる民間組織に、生命倫理に関する責任を全て負わせることは、たしかに荷が重い。代わりに公的機関が判断すべきだとの理屈は、一見すると至極当然のように映る。

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