コラム
コラムに関するニュース一覧
111件の記事
傾聴―いのちの叫び―有料
〈71〉ハトはハト
興味も才能もなかった私は、もう、嫌で嫌で。当然、練習なんてやろうはずがありません。するとお稽古の時、クリスチャンだった先生がうっすらと涙を浮かべて言うんです。「練習がきちんとできるように、神様にお祈りしましょう」それが…

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〈70〉むき出しの「感性」
まさにフロンティアであった彼らには、当然のことながら苦労もたくさんあったそうです。最初はまったく誰からも相手にされなかった。こんなのは音楽ではないと酷評された。そして、「タンス」が熱くなってしまって長時間演奏することが…

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〈69〉「墓じまい」と僧侶
たしかに、私の周りにも「墓じまい」をする人がちらほらいらっしゃいます。先日は、ご主人を亡くされた方から、仏壇ではなく別の形にしたい…と「仏壇じまい」の話もお聞きしました。くだんの記事では、これらの現象は「日本人の死生観…

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〈68〉人生にも潮目あり
私の場合、生まれた子どもが重度のアレルギー体質だったので、彼を育てるために看護師になりました。夫が亡くなって、それをきっかけに僧侶になりました。大きく潮目が変わったときです。 でも、渦中にいるときは、まったくそう思わ…

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〈67〉「陰」を忘れない
たとえば、ある方が大病をされた、もしくは、大きな事故に遭われた。一時は「もはやこれまで」と危ぶまれるような状況だったものの、九死に一生を得た、としましょう。 今、目の前で元気に笑うその人を見て、ほとんどの人がこう言う…

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〈66〉貧弱な想像力
「葬儀が終わった後、亡くなった子のお母さんが〝ありがとうございました。良いお話を聞けて、楽になりました。これで少し前を向いていけそうです〟とおっしゃってくださったんです。仏教の教えの力というか、法要の大事さというか、そ…

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〈65〉「大丈夫?」の攻撃
失ってから気付くものはさまざまで、ガス、水道、電気、お金なんてものから、健康や家族、生きていく気力や生き甲斐(がい)、なんていうものもあるかもしれません。 いずれにしても、気付いたときには失ってしまっているわけですか…

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〈64〉かわいそうへの違和感
毎回、スピリチュアルケアに関連する話から全く関係ない話まで、話題は多岐に及ぶのですが、先日、ある方からこんな言葉が投げられました。「死んでしまった人を『かわいそうに』って言っているのを聞くと、どうしてだかモヤモヤするん…

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〈63〉AIの投げた「石」に
某国が開発したそのシステムでは、亡くなった人と画面越しに話をすることができるそうです。画面に映し出されるのは、AI(人工知能)が声色、話し方の癖、考え方のパターン、表情などを生前の動画から徹底的に学習して綿密につくりあ…

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〈62〉満足しているのは…
その方は、緩和ケアの第一人者で、長い年月、余命いくばくもない方々のケアに関わってこられました。「患者さんの笑顔が見たい」。それが、全てのモチベーションになっているそうです。 その活動の中の一場面としてご紹介くださった…

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〈61〉本当の「多様性」とは
さて、そのLGBTQです。男と女の区別だけでなく、幅広いセクシュアリティを認めましょうという動きですね。身体のカタチと心の認識が異なっているのもOK。恋愛のお相手として選ぶ相手の性別も、オールフリーと。うん、これはこれ…

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〈60〉刃となった言葉
「もう、エネルギーがありませんから。元気な人にエネルギーをぶつけられると、やられちゃうんです。受け止め切れない。あちらは良かれと思ってあれこれ言ってくれるのでしょうが、もう、それが苦しい。自分も元気なときだったらありが…

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〈59〉ソーラーファーム
その風景を見ていると、なぜか、胸の奥底の神経がチリチリと震えてくるのです。捉えどころのない漠然とした恐怖、うまく説明できない暗然たる不安が、もわりとめくれ上がってくる前兆です。 釈根灌枝(しゃくこんかんし)。もしかし…

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〈58〉8050問題の影
娘さんは、19歳のときに双極性障害と診断され、それからずっと医者との縁が切れたことがない生活だったそうです。それでも、コントロールできていた時期も長くあり、「病気なんて噓(うそ)だったんではないかと思うほど、元気なとき…

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〈57〉「素食」のこと
それはさておき。 台湾では「素食」の店がいたるところにあります。素食とは、菜食のこと。その数、日本のラーメン屋さんに匹敵します。そして、常にたくさんのお客さんでにぎわっています。なぜ、台湾には「素食」を食べる人が多い…

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〈56〉北極星を見ているか
新幹線をわが街に!という地域の発展を懸けた一大事業は、当時、あちこちで展開されていたそうです。その街でも、市長さんを筆頭に市民が一丸となって、駅の誘致を目指していました。 ところが、出しても、出しても突き返されてくる…

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〈55〉痛みを取った先に
緩和ケアにおける疼痛(とうつう)コントロールの技術進歩は、本当に目覚ましいものです。私が看護師になった30年前は、痛みで七転八倒なさるがん末期の患者さんをしばしばお見かけしたものですが、今は、そんなことはありません。 …

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〈54〉チームKの学び
日本には、かなりきめの細かい医療福祉介護のネットがあります。でも、その網の目をことごとくすり抜けてしまうのがKさんでした。結局、在宅での看取(みと)りとなったわけですが、そこにもさまざまなハードルがありました。 そも…

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〈53〉なぜ「備え」で悩むか
昨今、医療・介護の現場ではしきりと「人生会議(アドバンス・ケア・プランニング)」が実施されています。もしもの時に備えてどこまで治療するかをあらかじめ決めておこうというのが、この「人生会議」です。 たしかに、あらかじめ…

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〈52〉勝手な想像
物語は、所詮(しょせん)、人が書いたもの。突然天から降ってきたわけではありません。つまり、カメさんがどんな気持ちなのか、その女の子がなんでそんなことを言ったのか、その答えは物語を書いた人の頭の中にすでにあるはずだろうに…

