コラム
コラムに関するニュース一覧
111件の記事
傾聴―いのちの叫び―有料
〈31〉道先案内に訪れる
余談ですが、修行中、精神が研ぎ澄まされたのか「犬が見える!」とのたまった者がおりまして、すわ、果たして白犬と黒犬か?!と色めき立ったところ、「ぶち」という答えに一同脱力したという出来事がありましたが、それはさておき。 …

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〈30〉満月に重ねて
閑話休題。 月の満ち欠けと、人間の一生を重ねて見てもきました。糸のように薄い繊月(せんげつ)で生まれて、だんだんと大きくなって、満月になって死んでいく…と。 でも、先日の満月を見た時、「あ、そうではなかった」と分か…

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〈29〉最期の頂き物
50代の僧侶でした。血液のがんの末期です。壮絶な闘いだったことが、治療の副作用で何も見ることができなくなってしまった目からも分かります。 最初にお伺いした時は、えらくぶっきらぼうで、取り付く島もありませんでした。 …

傾聴―いのちの叫び―有料
〈28〉エラーとバグの話
相当に困っておられるのでしょう。自己啓発系のセミナーや会話教室、医者からの薬なども試されたとのことでした。でも、いずれも効果はいまひとつだったそうです。うーん、さもありなん。これは、エラーとバグのお話です。 パソコン…

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〈27〉若干の、七つのこつ
でも、いつものスピリチュアルケアとは勝手が違って、若干のこつがいるようなのです。求められる七つのこつとは―。 ①言葉の継ぎ足し:言葉が出にくくなっていらっしゃるので、いつものように「黙って聴いている」だけではうまくい…

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〈26〉認知症で残ること
さて、今日お話しさせていただこうと思いますのは、認知症の方との間にスピリチュアルケアは「なる」のか、ということです。 ご承知の通り、認知症には同じことばかり繰り返し言うという症状があります。 スピリチュアルケアが「…

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〈25〉母との食事を数えて
いやあ85歳、実に健脚、健啖(けんたん)で、ちゃっちゃと歩く後ろ姿を見ながら、私があの年になったらああはいかないぞ…と、舌を巻くばかりでした。同時に、これなら、あと10年は大丈夫だなと、安心もしたのです。 あと10年…

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〈24〉火と水のバランス
それにしても、子どもは水が好きですね。昔、中医学を少々かじったときに、老師が説いてくださった木火土金水の話を思い出します。 これからぐんぐん成長していく子どもは、体の中に「火」の要素をたくさん持っていて、ぼんぼん燃え…

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〈23〉脆い体 儚い命
でも、日々何となく続いているから、この奇跡のような継続をいつの間にか「当たり前だ」と思ってしまっていました。実は毎日が綱渡りなのに。 終末期の患者さんと過ごしていると、その綱渡りがリアルかというと…そうでもないような…

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〈22〉泥が忍び寄ってくる
知人いわく、「彼には”絶望”しかない未来がはっきりと見えていたんだと思う。だからまだ自分で動けるうちに、心の自由を手に入れたんだろう。そう遠くない将来に、それすらかなわなくなるのだから」 ここ…

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〈21〉勝手な予測癖
ほぼ反射的に「100」と答えたところ、「そうなんだよ。みんな自分が半分ぐらいにいるって思うらしいよ」と。つまり、くじの数を「全部で45枚」とか「全部で1万枚」と考える人は少ないのだそうです。 「じゃ、次ね。樹齢100…

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〈20〉底なしの絶望から
ところが、Iさんはどんどんと変わっていかれたのです。 「趣味が高じて集めたカメラも、ゴルフクラブも、全て意味がなくなった」。ある日、そうおっしゃいました。「あんなに欲しくて、欲しくて、買いあさっていたのに、今は目の前…

傾聴―いのちの叫び―有料
〈19〉覚悟が問われる現場
私ども大慈学苑も、訪問スピリチュアルケアとしてご自宅を訪問させていただくことが多くありますので、あの事件を機に「ケアギバーの安全をどう保つか」の議論になりました。 会議では、「相手は医療とつながっている人限定にする」…

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〈18〉家族にしかできない
会社員の夫、大学生の長女、高校生の長男。それぞれ別々に、じっくりお話をお聴きしました。その時、皆さんが共通しておっしゃることに気付きました。それは、「何をしたらいいか分からない」ということでした。 女性は、訪問診療、…

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〈17〉「死」の記録映画
初めて見た時「この映画を抱えて日本中を行脚しなければ!」と決意するほど感動したのですが、同時に、「果たしてこの映画は今の日本人に受け入れられるのだろうか」という不安も湧き上がりました。 法師様たちのスピリチュアルケア…

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〈16〉ただ黙々と祈る
ある神社の神主さんが、ロシアによるウクライナ侵攻に対して「こんな蛮行を許してはいけない」と奮起しました。なんらかの形で意思表示をしようと呼び掛けたところ、地元の知人らが「われもわれも」と賛同。皆で青と黄のウクライナカラ…

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〈15〉死亡率100%の烙印
でも、そんなことを毎日考えていたら、生きづらくて仕方ないでしょう。朝、目が覚めて、「わあ、いい天気。さあ、今日も頑張るぞ!」「…あ、でも、どうせ死ぬんだった。頑張ったところで、どうせ…」。こんな感じになったら、ほん…

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〈14〉「如実知自心カード」作りました
質問の内容は、「朝ごはんは、パン派?ごはん派?」といった簡単なものから、「生まれてきた使命があるとしたら、あなたの使命は?」という思わず考え込んでしまう質問まで、さまざま。全部で108枚、108個の質問を用意しまし…

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〈13〉壊れてフタが開いた
常日頃、命に等しく「死」が与えられていることについて、「頭」ではなんとか承服しているつもりでいます。でも、時に、その「死」を迎える作業に大きな苦しみが付加され、決して穏やかではないことを目の当たりにすると、フタの蝶…

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〈12〉誰が満足しているのか
講義をしてくださったカウンセラーさんは、ご自身が10年にわたるひきこもりを経験し、さらに子どもさんも10年以上ひきこもっていた、というバリバリの実体験者でした。それだけに、絵空事ではない実のあるお話をたくさんしてくださ…

