微妙大師650年遠諱大法会まで半年 妙心寺派・野口宗務総長に聞く
臨済宗妙心寺派大本山妙心寺(京都市右京区)の興祖微妙大師(授翁宗弼=じゅおうそうひつ、1296~1380)の650年遠諱(おんき)大法会の正当法要が半年後の来年3月26、27日の両日に迫った。妙心寺の重要文化財修理が進むほか、全国で開かれている坐禅会に通算3千人超が参加している。法を伝えることに注力する同派にとって、興祖とも尊称される微妙大師とはどのような人物なのだろうか。野口善敬宗務総長に話を聞いた。
大橋 学修(編集アカウント)•

――微妙大師はどのような方だと評価できますか。
「どこが他の方と違うのかと言われたら、歴代の方々は皆同じような方ばかりです。世俗的な視点で評価するなら、藤原宣房(ふじわらのぶふさ、1258~?)の長子ということになります」
――政権の闘争を経験し、社会から脱却する道を示したという見方はどうでしょうか。
