人間の愚かさを省察 本願寺派が千鳥ケ淵全戦没者追悼
浄土真宗本願寺派は18日、国立千鳥ケ淵戦没者墓苑(東京都千代田区)で第46回千鳥ケ淵全戦没者追悼法要を営んだ。宗門の僧侶や門徒のほか、仏教界の要人や与野党の国会議員が参列した。
山根 陽一•
悲惨な戦争を繰り返さないという決意の下、国籍、思想、信条を超え全ての戦争犠牲者を追悼する法要。満州事変の発端となった柳条湖事件(1931年)の9月18日に営んでいる。
導師を務めた尾井貴童・築地本願寺(同中央区)宗務長は表白で「今この瞬間も尊い命が失われ続ける世界で、武力による解決は真の安らぎをもたらさない。人間の愚かさと戦争に加担した宗門の歴史を深く省み、阿弥陀如来の智慧(ちえ)と慈悲をもって安穏な世を築き上げる」と誓った。
