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天台宗

【歴史に幕】今年で最後「比叡の大護摩」 消火の水源確保できず 比叡山延暦寺

 天台宗総本山比叡山延暦寺(大津市)は毎春恒例の「比叡の大護摩」を、今年5月の開催を最後に終了する。山火事発生時の消火用の水源が確保できないことが理由。10月20日に天台宗務庁で開かれた第162回通常宗会で、獅子王圓明執行長が中止を表明した。

久保 康裕•

 比叡の大護摩は世界平和や除災招福を祈念し、例年約3万本の護摩木を浄火にくべる。今年5月には、全国各地から5千人近い参拝者が集まった。


護摩木を焚いて世界平和や除災招福を祈る比叡の大護摩=5月23日、大津市の総本山比叡山延暦寺の峰道広場
護摩木を焚いて世界平和や除災招福を祈る比叡の大護摩=5月23日、大津市の総本山比叡山延暦寺の峰道広場


 中止のきっかけとなったのは、2025年2月に発生した岩手県大船渡市の大規模林野火災。大津市は同年12月に改正火災予防条例を施行し、「林野火災警報」の発令中には林野周辺区域での火の使用を制限できるようにした。

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