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災害

「みんなで助かる」避難へ  障害ある子の家族ら防災学ぶ

 発達障害や知的障害の子の家族らでつくる「発達障がいの子どもの将来を描く親の会 あかね空」(森脇祥子代表、大阪府茨木市)が設立10周年を迎え、14日に茨木市立男女共生センターローズWAMで、防災をテーマにした記念イベントを行った。第1部では、一般社団法人福祉防災コミュニティ協会(川崎市中原区)理事の湯井恵美子(ぬくい・えみこ)さんが基調講演。参加者120人が、障害のある人の家族ができる備えについて考えた。

小野木 康雄•
基調講演に臨む湯井恵美子さん
基調講演に臨む湯井恵美子さん


 防災士であり特別支援学校のアドバイザーを務める湯井さんは、自身も障害のある子の親の立場。講演の冒頭には、わが子の命をただ守るだけでなく、「守られた後の人生を幸せに輝かせたい」との一心で、防災・減災に取り組んできたと明かした。

 その上で「みんなで一緒に助かる」をキーワードに、避難を諦めない、諦めさせないために個別避難計画=用語解説=を作る重要性を強調。最も確かな情報がいち早く届くのは、行政のエリアメールであるとして、受信できるよう携帯電話を設定しておくことを勧めた。

 水害や土砂災害では、高齢者や障害者に避難を呼びかける「レベル3(警報)」の段階で、一般の人も車を出して助ければ、一緒に避難するという運用が可能だと提言した。国土地理院の「重ねるハザードマップ」で、想定される浸水の深さをあらかじめ確認しておくことも求めた。

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