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かも弁護士のヒューマニズム宣言有料

〈26〉「調子こくなよ」

大人になっても、年齢を重ねても、やはり成功体験や達成感で満ち足りた気持ちになると、ついつい慢心して、またしても同じ落とし穴にはまってしまう。 いつしか私は、いいことが続いたとき、心の中で「調子こくなよ」とつぶやくよう…

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 大人になっても、年齢を重ねても、やはり成功体験や達成感で満ち足りた気持ちになると、ついつい慢心して、またしても同じ落とし穴にはまってしまう。

 いつしか私は、いいことが続いたとき、心の中で「調子こくなよ」とつぶやくようになっていた。順風満帆に出世街道を進んでいる同僚をねたんで、陰で「あいつ、調子こいてる」などと揶揄(やゆ)するときに使うような、ぞんざいな表現だが、心の中でつぶやくので、誰にも聞かれないから、あえてこの言葉を自分にぶつけるのだ。

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