〈4〉私はわらじがぬがれない(下)
しかし、古川師の娘(当時11歳)が、この男を連続殺人事件の犯人として指名手配されていた西口彰だと見抜き、師はそれを知りつつ、これ以上犯罪を重ねることのないようにとの思いから、西口を一晩寺に泊め、翌朝警察に引き渡した。 …

しかし、古川師の娘(当時11歳)が、この男を連続殺人事件の犯人として指名手配されていた西口彰だと見抜き、師はそれを知りつつ、これ以上犯罪を重ねることのないようにとの思いから、西口を一晩寺に泊め、翌朝警察に引き渡した。
西口は古川師の活動資金が目当てで、一家を殺して金を奪おうともくろんでいたのだった。しかし、古川師は後に死刑判決を受け執行された西口や彼の家族との交流を続け、息子の学費援助まで行ったという。このエピソードはテレビドラマやドキュメンタリーの題材にもなった。

