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かも弁護士のヒューマニズム宣言有料

〈64〉恥を知れ!(上)

午前8時過ぎに静岡地裁前に到着すると、すでに傍聴券の抽選に並ぶ列ができていた。その列に加わったものの、町内会の福引にすら当たったことのない、くじ運絶無の私は今回も落選した。 午前10時半過ぎ、裁判所に入廷する袴田…

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 午前8時過ぎに静岡地裁前に到着すると、すでに傍聴券の抽選に並ぶ列ができていた。その列に加わったものの、町内会の福引にすら当たったことのない、くじ運絶無の私は今回も落選した。

 午前10時半過ぎ、裁判所に入廷する袴田ひで子さんと弁護団を見送り、午後からは傍聴券の抽選に外れた多くのマスコミ関係者や支援者たちとともに、公判後の記者会見会場となった静岡市民文化会館に移動した。そこでは金聖雄監督(本コラム第27回で紹介した『オレの記念日』の監督)が、釈放後1年余りにわたって袴田巖さんと姉のひで子さんの日常を記録したドキュメンタリー映画『袴田巖 夢の間の世の中』が上映されており、私も観(み)た。

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