111件の記事

傾聴―いのちの叫び―有料
〈51〉立入禁止
ふと、台湾の寺を思い出しました。境内は人であふれ返っています。熱心にお参りをする人はもちろんのこと、そこここで柱に寄りかかってうたた寝をする人や、べちゃくちゃと世間話に興じる人がいます。祈りの声と、暇つぶ…
〈51〉立入禁止
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〈50〉「自分」を大切に
髪の毛。これは、自分です。でも、抜け落ちてゴミ箱に入れてしまったら? それはもう自分ではないような気がします。 体にくっついているものが自分、なのでしょうか。では、この眼鏡。一日のうちのほとんどの時間、私の体にくっつ…
〈50〉「自分」を大切に
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〈49〉生活を支えるとは
さて、先日こんなことがありました。 ある日の朝5時に伺うと、独居のご本人がベッドからずり落ち、壁との間に挟まってしまっています。慌てて各所に電話しました。 24時間体制をうたっている訪問看護が答えて曰(いわ)く「ど…
〈49〉生活を支えるとは
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〈48〉困難は「休め」
私たちは逆境や困難に出くわしたとき、往々にして「この壁を打ち破っていかなければ!」とか「今が頑張りどころだ!」などと自分に言い聞かせて、真正面から立ち向かってしまいがちです。 でも、私は、目の前にどーんと立ちふさがる…
〈48〉困難は「休め」
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〈47〉楽しくて、切ない
私の地元には大きな川がありまして、花火はその中州で打ち上げられます。花火大会の当日は、まだ明るいうちから、浴衣姿交じりの老若男女が河原の土手を埋め尽くします。駅から川まで行く道々には、さまざまな屋台がずらりと軒を並べて…
〈47〉楽しくて、切ない
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〈46〉四面楚歌の終末期難民
その方は、長年の依存症が原因で壊れた体を何とかこれまで使ってきましたが、せんだって急激に悪くなってしまい、やむを得ず救急病院に運び込みました。治療の効果あり何とか一命を取り留めはしましたが、余命はあと半年。そうなると救…
〈46〉四面楚歌の終末期難民
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〈45〉私のスピリチュアリティ
さて、困りましたよ。そもそも、「スピリチュアリティ」は日本人になじみのない概念でとても分かりづらく、言葉にもしづらいのです。かといって、日本人にスピリチュアリティがないわけではないでしょう。むしろ、当たり前にあり過ぎて…
〈45〉私のスピリチュアリティ
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〈44〉ブロッコリーの山
こんもりと盛り上げられた、新鮮でみずみずしいブロッコリーの山の前で、熱心に物色なさっています。一つを手に取って眺めては戻し、すぐ、次のものを手に取る。ご婦人の優れた識別眼にかなわないブロッコリーが、どんどんと脇へよけら…
〈44〉ブロッコリーの山
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〈43〉困らせる贈り物
関連経費を含めた総予算額は、約300億円。不勉強でお恥ずかしい限りですが、母から聞くまで全く知らずにいました。粋な計らいをするものだと感嘆し「よかったじゃない」と返すと、そうでもないと言うのです。 1人暮らしの母は倹…
〈43〉困らせる贈り物
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〈42〉写真集に見える世界
ベッドに寝たきりとなってはいるものの、今のところ他の症状は何もないA氏は、あらゆる電子機器を持ち込んで病室をオフィスさながらにカスタマイズ。夜にはそこがバーとなり、世界各地のワインを楽しむ毎日です。 「確定診断がつい…
〈42〉写真集に見える世界
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〈41〉「小さき人」に学ぶ
そんなわけですから、菩薩のように優しい母親(嫁)も、ときには雷を落とします。そのときの「小さき人」の耐えようが、すこぶる面白いんですよ。 まずは、ぴたりと動きが止まります。その後、数歩ヨロヨロと歩いて、パタリと地面に…
〈41〉「小さき人」に学ぶ
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〈40〉物語を書き換える
例えば、ある人が亡くなったとしましょう。事実は、心臓の鼓動が止まったということだけです。そこには、是非もなく、可否もありません。でも、その事実を見て、Aさんは「幸せな人だった。きっとこれからも天国に行って楽しくやるだろ…
〈40〉物語を書き換える
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〈39〉「袴田事件」に寄せて
私がこの世に生を受け、数年後に弟が生まれた。駅前の商店街に屋根がついて、大きなバスロータリーができた。実家は縁側のあった昭和初期の家屋から、2階建ての味気ない建物にリフォーム。父は車を5回買い替え、母は3回海外旅行。私…
〈39〉「袴田事件」に寄せて
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〈38〉身近にいる仏様
ようやくマスクが「個人の判断」に任されるようになるものの、かえって頭と気を使わなければならなくなりそうで憂鬱ですし。海の向こうの戦争は、いっこうに終わりませんし。日本にも大きな地震が来るとか来ないとか…。おまけに、夜勤…
〈38〉身近にいる仏様
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〈37〉正解のない着陸
身の置き所がないほど苦しくなってしまった患者さんを、その苦しみから解放するために、深く眠らせる。でも、家族は「もう話せなくなってしまう」「そのまま死んでしまうのではないか」と躊躇(ちゅうちょ)する。医者も「まだ諦め切れ…
〈37〉正解のない着陸
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〈36〉教えてください!
どうして、皆等しく、楽に死ねないのでしょう。 腫瘍が気管を押しつぶして、息が少ししか通らない。24時間、枕を顔に押し付けられているようだと。「苦しい。苦しい。なんのための苦しさなんだ!」と問うた方。 几帳面に毎日付…
〈36〉教えてください!
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〈35〉歳を重ねるからこそ
でも、多くの方のお姿を拝見し、最後まで衰えることがない、いや、むしろ磨きがかかっていくものなのだと実感しているのが、「智慧」です。 知恵ではないですよ、「智慧」。私は、この二つの違いをどんなふうに捉えているかというと…
〈35〉歳を重ねるからこそ
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〈34〉事実は一つ、物語は…
私はと申しますと、スピリチュアルケア道を志し大慈学苑を立ち上げてから、満3年を迎えました。これまでは、じりじりとカタツムリのような歩みっぷりでしたが、今年はぜひともぴょんぴょんと…いえ、昨年にも増してじりじりと学び返し…
〈34〉事実は一つ、物語は…
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〈33〉それってあなたの…
なんでもとある有名な方が「人と話すときは相手を論破してなんぼ」と説き、件の「それってあなたの感想ですよね?」を最終兵器と教えているのだとか。 なんともスッキリしない物言いです。そもそも、人と話をするとき「論破してなん…
〈33〉それってあなたの…
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〈32〉鬼が一夜で積んだ石段
先日は、男鹿半島にある「赤神神社五社堂」を訪ねました。JR男鹿線の終点男鹿駅から徒歩2時間半。いつもなら躊躇(ちゅうちょ)なく決行なのですが、今回は時間の限りもあり男鹿駅からタクシーです。 道中、運転手さんが「お客さ…
〈32〉鬼が一夜で積んだ石段