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真宗興正派 本寂上人150回忌で講演会 独立の背景に廃仏毀釈

 真宗興正派は3日、本山興正寺(京都市下京区)で、中興の祖である興正寺第27世本寂上人(1808~77)の生涯を学ぶ講演会を開いた。今年150回忌を迎えたことを記念した企画で、本願寺史料研究所の赤松徹眞所長が講演。廃仏毀釈=用語解説=にあらがおうと、本寂上人が宗派を超えて仏教教団の協働を進め、結果的に浄土真宗本願寺派から興正派を独立させることになったと指摘した。

大橋 学修•
本寂上人の生涯を解説する赤松所長
本寂上人の生涯を解説する赤松所長


 興正寺は、親鸞聖人が1212(建暦2)年に設けた一宇(草庵)が前身。室町時代に蓮如上人の傘下に入り、本願寺(西本願寺)の脇門跡として歴史を歩んだが、江戸後期には住職の任免権などを巡り本願寺との関係が悪化した。

 対抗手段として招き入れたのが、五摂家の鷹司家から3歳で養子に迎えられた本寂上人だった。1818(文政元)年に法灯を継承した後、本願寺との関係改善を図った。


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