「古典説教振興会」が結成記念大会で節談説教 迫真の語りで聴衆魅了
独特の節回しで仏教を分かりやすく説く節談(ふしだん)説教=用語解説=の普及に取り組む「古典説教振興会」(廣澤晃隆会長)は8月29日、京都市下京区の真宗佛光寺派本山佛光寺で結成記念大会を開いた。節談説教の実演が行われ、約150人の参拝者らは固唾(かたず)をのんで伝統話芸の妙技に聞き入った。
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古典説教振興会は、節談説教の継承と普及を目指して、真宗佛光寺派瑞林寺(新潟市西区)住職の廣澤会長らが中心となって昨年8月に設立した。浄土真宗の僧侶らが京都市内で定期的に口演するとともに動画を発信し、伝統話芸の伝承に努めている。
大会では、まず節談説教の復興に取り組んでいる真宗大谷派僧侶、上田浄佳さん(46)=京都市在住=が「悪人こそが阿弥陀仏の本願による救済の対象」とする親鸞聖人の核心的な教え「悪人正機(あくにんしょうき)」をテーマに実演した。
