日本臨床宗教師会 医療や社会で活動探る 設立10周年、記念シンポジウム
日本臨床宗教師会(島薗進会長)は17日、京都市伏見区の龍谷大学深草学舎で設立10周年記念シンポジウムを開催した。オンラインを含め約220人が参加し、医療現場や地域社会などでの事例発表を通じて、臨床宗教師がどのように活動できるのかを話し合った。
大橋 学修•
臨床宗教師は東日本大震災の翌年の2012年、岡部健医師の提唱をきっかけに東北大学大学院で養成が始まった。今年3月15日現在の認定者数は215人。日本臨床宗教師会は認定機関として16年に設立された。
冒頭のあいさつで島薗会長は、宗教者がスピリチュアルペイン=用語解説=に向き合ってきた歩みを解説。1967年に英国で近代ホスピスが誕生し、日本では淀川キリスト教病院(大阪市東淀川区)のホスピスケアが注目され、宗教界全体に広がったと説明した。

