【熊本地震】光照寺が避難所開設へ 寺院被災も門徒会館開放
真宗大谷派光照寺(糸山公照住職、熊本県宇城市)は、「令和8年熊本地震」で自宅が被災し車中泊している地域の人々のため、門徒会館を開放しようとしている。同寺も被災しているが、門徒会館はかろうじて無事なため、受け入れに向けて内部の片付けを進めている。支援活動は、糸山住職が代表を務める「非営利公営市民活動団体うきのわ」が担い、必要な支援を行うための寄付金募集も始めた。
同寺のある宇城市豊野町では、指定避難所の豊野防災拠点センターの屋根が崩落し、一部を除いて利用不能になっている。地域の人々は、同センター駐車場で車中泊したり、自宅避難を余儀なくされたりしているという。
門徒会館の広さは30畳で、8人を上限に受け入れる見通し。また、お寺を復興支援センターとして位置づけ、充電や給水ができる場所として機能させる。屋外にトイレや簡易シャワー室を整備するほか、炊き出しや心のケアなどを行っていこうとしている。
7月30日現在、必要とされる支援物資は、おむつと米。近隣に立地する特別養護老人ホーム「水晶苑」が要援護者の避難所になっており、生活衛生面での支援が必要とされ、食料も不足しているという。また、断水が続いているため、地域の井戸を飲料水に浄化できるキャンプ用の浄水設備も求めている。
糸山住職は「ガソリンが不足し、車の空調が使えなくなる。2016年の地震では公的支援が届かなかった。今回も八代市などに集中することが予測される」と懸念を示した。また「支援物資は事前確認なしに送らないでほしい。直接の持ち込みは歓迎する」とも話している。
「非営利公営市民活動団体うきのわ」への活動支援金口座は、
肥後銀行甲佐(こうさ)支店 普通1354782
名義=非営利公益市民活動団体 うきのわ 代表 糸山公照
または
肥後銀行松橋支店 普通1937088
名義=宗教法人光照寺 代表役員 糸山公照
