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「親鸞の血筋でないと、真宗の僧侶になれない?」京の街角で聞く—宗教の謎解き②

 日本の寺院では、住職の子が僧侶になって、そのまま寺を継ぐケースが多い。このやため、外から見ると「僧侶も世襲」と思われがちだ。ところが、血縁だけで自動的に僧侶になるわけではなく、一般の僧侶や住職に就くには伝統的な世襲から変遷していることが分かった。

奥山 正弘•

僧侶の世襲制って、ほんと?


【市民の問い】

 JR京都駅から烏丸通を北上すると、すぐ左手に存在感ある建物が現れる。真宗大谷派真宗本廟(東本願寺、京都市下京区)。宗祖親鸞聖人の御真影(ごしんねい)をまつる御影堂(ごえいどう)は、世界最大級の木造建築物である。

 「親鸞の血筋でないと、真宗の僧侶になれないのはおかしい」。境内で参拝の受け付けと案内を行う接待所にいた女性に話を聞いたところ、開口一番、こんな疑問を投げかけられた。

 神奈川県茅ケ崎市から訪れたという50代の女性。母親は真宗門徒という。「世襲制にこだわらず、やりたい人が僧侶になればいい。その方が宗派も活性化するはず」と持論を言い放った。


【謎解きへ】

 親鸞聖人の血筋でないと真宗の僧侶になれない? そんな「暗黙のルール」があったのか—。世襲制の真偽はいかに?

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