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天台宗

不祥事対策で法改正へ  宗費収納の仕組みも変更  天台宗

 天台宗は10月20~22日、天台宗務庁(大津市)で第162回通常宗議会(松景崇誓議長)を開き、2025年度通常会計決算案や宗費収納規定の一部改正案など21議案20報告を原案通り可決した。細野舜海宗務総長は、僧侶の不祥事防止のために、懲戒規程の改正案を早ければ来年2月の通常宗議会で提案する方針を示した。

久保 康裕•
懲戒規程の改正を来年2月に上程することなどを報告した細野宗務総長=10月20日、滋賀県大津市の天台宗務庁
懲戒規程の改正を来年2月に上程することなどを報告した細野宗務総長=10月20日、滋賀県大津市の天台宗務庁


 天台宗では、7月に僧侶が性的暴行事件を起こして逮捕されるなど、不祥事が相次いでいる。細野宗務総長は9月4日、再発防止に向けた懲戒規程の在り方を機構検討委員会に諮問。同15日に第1次答申を受けた。今後も検討を重ねて詳細を詰める。

 宗費収納規程の一部改正では、29段階の寺院等級にひもづけて累進率を決定し、寺院教会納金の算定に用いることにした。これまでは各寺院が申告した総収入額に応じて90段階の累進率を設けていたが、一部寺院で収入の過少申告があるなど自己申告制の限界や、算定方法の複雑さが課題となっていた。  

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