【熊本地震】屋根崩れ がれき散乱 本願寺派寺院「考えられぬ」
令和8年熊本地震では浄土真宗本願寺派の由緒ある寺院も大きな被害を受けた。
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豊臣秀吉が島津攻撃に向かった際に休息を取ったという勝専坊(直江克典住職、熊本県氷川町)は本堂がつぶれ、広範囲にがれきが散乱。あちこちから折れた柱が飛び出した。

外にいた前坊守は、門徒総代から「いつもなら家から見える本堂が見えない」との連絡を受け、惨状を知ったという。「4年前に耐震補強をしたばかり。呆然としているが、総代さんたちが力を合わせて動いてくださっていて、本当にありがたい」と話した。
浄國寺(藤晴孝住職、同県八代市)は、本堂の屋根や山門が崩れ落ち、庫裏も大きな被害を受けた。門徒が建物の下敷きになって死亡し、玄関先で枕経をしたという。藤住職は「考えられないことが起こった。ショックの一言」と肩を落とした。

光圓寺(同市)の小山周作住職は地震発生時、庫裏の2階から小学1年の娘を抱いて必死に外へ逃れた。「本堂は横に倒れるのではなく、屋根が垂直に落ちた感じ。水道とガスが使えないが、電気は復旧したのでなんとか暑さをしのげている。その場その場でできることをする」と力を込めた。

