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【旧統一教会】<社説>沈黙を破る時だ

 これにて一件落着と、宗教界が問題に幕引きを図ることだけは避けなければならない。

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への解散命令が、6月22日付の最高裁決定で確定した。宗教法人の解散は、宗教団体の消滅を意味しておらず、信者の信仰が否定されたわけでもない。それでも民法上の不法行為に基づき、教団に公益性がないと判断された事実は、極めて重い。

 これまで宗教界には、司法判断を慎重に見守る雰囲気があった。霊感商法や高額献金、不当勧誘、「宗教2世」への虐待に社会の注目が集まる一方、信教の自由に関わる問題であることから、拙速な発言を控えたかったという事情は理解できなくもない。

 だが、宗教界の沈黙こそが、信教の自由に対する社会の理解を遠ざけてはいないか。

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