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社説有料

<社説>欲望の設計を断て 子どもをSNSから守るために

 子どもを会員制交流サイト(SNS)から遠ざければ済む問題ではない。問われるべきは子どもの心を引きつけ、離さないよう設計された仕組みそのものである。

〈主筆〉小野木 康雄•

 米IT大手メタは8月、フェイスブックやインスタグラムが子どもの依存を招き心に悪影響を及ぼすなどとして米国のほぼ全州から起こされていた訴訟で、最大180億ドルを支払う和解に応じた。10代の利用を原則1日2時間に制限し、深夜の利用や登校時間帯のプッシュ通知を停止する。

 日本ではこれに先立つ7月、こども家庭庁の有識者会議が、青少年インターネット環境整備法の見直しに向けた中間整理をまとめた。違法・有害な内容を遮断するだけでなく、事業者が自らサービスの危険性を認識し、無限スクロールなど「有害な恐れのある機能」に必要な措置を講じる方向で法改正への議論が進んでいる。

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