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日蓮宗有料

仏教でミャンマー支援を 平和信じる活動家兼僧侶 井本勝幸さん

 内戦が続くミャンマーの人道支援を続ける僧侶がいる。日蓮宗系単立・報恩寺(福岡県朝倉市)に所属する井本勝幸さん(62)。日本経済大学特命教授として教壇に立ちながら、自ら立ち上げを主導したビルマ統一民族連邦評議会 (UNFC)のコンサルタントとして活動する。国境を超える仏教に平和の可能性を感じ、出家したのだという。※

大橋 学修•

国境超えると確信


 井本さんは、2015(平成27)年10月にミャンマー政府と少数民族勢力の間で締結された全土戦闘停止協定の立役者として知られる。21年のクーデターで国軍が全権を掌握し、民主派勢力との間で内戦状態となってからは拠点を隣国のタイに移し、ミャンマー人のスタッフと共に、食料や医療、農業などの分野で支援を続けている。

 高校生のときに戦争から逃れるベトナム難民の存在を知った。農業を通じた支援を志し、親の反対を押し切って東京農業大学に進学。ソマリアの難民キャンプなどで活動する国際協力NGO「日本国際ボランティアセンター」(JVC)に所属した。

政府軍から攻撃を受けたミャンマーの集落(井本さん提供)
政府軍から攻撃を受けたミャンマーの集落(井本さん提供)

 卒業後も活動を続け、タイやカンボジアに派遣されたときに、どの国でも仏教が信仰され、同じ経典を読んでいると気付いた。「仏教は国境を超える」と確信し、出家する意思を固めた。

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