【熊本地震】<社説>被災者の命と尊厳守れ
最大震度7を観測した令和8年熊本地震の復旧作業が難航している。連日の猛暑が重なる実質的な複合災害であり、避難生活そのものが命を脅かす局面に入っていると認識すべきだ。 主筆 小野木康雄 ※文化時報2026年8月14日号の掲載記事です。
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とりわけ憂慮されるのが、避難所の環境である。冷房のない空間で、人々に忍耐を強いてはならない。さらに断水が続けば、飲み水だけでなくトイレや入浴、洗濯にも支障が生じる。衛生状態の悪化は感染症を招き、着替えや排せつの不自由は尊厳を深く傷つける。
各教団は、職員を派遣したり救援物資を届けたりと、現地での支援を本格化させている。これと並行して、県外避難を具体的に検討する時が来ているのではないか。
