④在宅医療に臨床宗教師 時間気にせず傾聴
医療者には本音出さない はもれびクリニックが臨床宗教師を雇用し始めたのは17年。狙いについて、細田亮院長は「本人や家族が満足できる看取りを行うには信頼されることが重要で、そのためには当事者の話をよく聴くことが必要」とし…

医療者には本音出さない
はもれびクリニックが臨床宗教師を雇用し始めたのは17年。狙いについて、細田亮院長は「本人や家族が満足できる看取りを行うには信頼されることが重要で、そのためには当事者の話をよく聴くことが必要」とした上で、次のように話す。
「普段の業務の中で、医師や看護師が患者さん1人に対し、話を聴く時間を30分以上割くのは困難だ」
また、医師や看護師の前では上下関係を意識してしまい、本音を出せない患者や家族が多い。さらに、死生観やスピリチュアルケア=用語解説=に関しては、医師や看護師が直接関わるよりも、その分野の専門性が高い人の方が適している。そうした理由から、雇用することにしたという。
雇用形態は、非常勤で月2~3日勤務。「時間を気にせず話せることが大事」と考え、1日に話を聴く相手を2~3人に制限し、月5~6人を月1回程度訪問して、傾聴を中心としたケアに当たっている。




