⑰永代供養墓で法要8割 真言宗智山派正福院
加久保住職は、住職となって最初の1年間は何もしなかった。まず、お墓参りに来た檀信徒が帰る際にお茶を出し、意識的に会話するようにした。また、公益財団法人全日本仏教会の事務総局に務めていたことから、供養業界に知人が多く、意…
加久保住職は、住職となって最初の1年間は何もしなかった。まず、お墓参りに来た檀信徒が帰る際にお茶を出し、意識的に会話するようにした。また、公益財団法人全日本仏教会の事務総局に務めていたことから、供養業界に知人が多く、意見を聞いた。つまり「これから何をしたらいいか、何ができるのかを、1年間かけて考えていた」という。
そこから出した結論が、永代供養墓の建立・販売だった。
正福院は東京メトロ銀座線稲荷町駅から徒歩5分の場所にある。この好立地と、お寺が持つ有形無形の資産を熟慮し、次世代に安定した経営基盤を継承させようと考えた。

どのような永代供養墓を建立し、どう集客・販売するかについては、寺院専門のコンサルタントと半年契約を結び、相談しながら進めた。その結果、永代供養墓は、合同の安置室に骨つぼのまま23年間安置できるタイプとし、価格は1霊30万円(税込み)に設定した。




