⑯「ごちゃまぜ」の共生力 社会福祉法人佛子園 ㊦
黒子に徹したまちづくり 《雄谷理事長は、かつて青年海外協力隊としてドミニカ共和国に赴き、障害福祉指導者の育成に従事した。現在は、青年海外協力隊経験者が中心となって設立された公益社団法人青年海外協力協会(J…

黒子に徹したまちづくり
《雄谷理事長は、かつて青年海外協力隊としてドミニカ共和国に赴き、障害福祉指導者の育成に従事した。現在は、青年海外協力隊経験者が中心となって設立された公益社団法人青年海外協力協会(JOCA)の会長を務めており、開発援助手法であるプロジェクト・サイクル・マネジメント(PCM)にも詳しい》
――「ごちゃまぜ」の場づくりに、PCMを活用されているそうですね。どのような手法なのでしょうか。
「現地の人々が自主的に取り組みを継続できるよう、あらかじめ問題点を共有して分析・判断・実行を可能な限り委ねる手法です。隊員はいずれ現地を離れるため、いなくても回る仕組みを整えておかなければならないのです」
「『ごちゃまぜ』の場づくりで活用しているのは、問題点の共有を入り口にすると、地域住民の納得感が高く、主体性のある参加型福祉やまちづくりができるからです。自分たちでできることまで全部こちらがやってしまうと、依存させてしまって、うまくいかない。佛子園は黒子に徹し、出来上がった拠点なども地域住民の財産として、維持してもらっています」
――どういうことでしょうか。




